教育訓練給付金申請ガイド
専門実践・一般 教育訓練の支給条件と手続き

このページでは、教育訓練給付金(専門実践・一般)について、申請前の準備から支給条件、手続きの流れ、支給対象となる教育訓練の種類まで詳しく解説します。印刷が必要な方はブラウザの印刷機能でA4に出力してください(「印刷プレビュー」でレイアウト確認を推奨)。

1. 教育訓練給付金とは

教育訓練給付金は、雇用保険に加入していた方が、スキルアップや再就職のために厚生労働大臣指定の講座を受講した場合に、受講費の一部をハローワークから支給してもらえる制度です。給付率や支給上限額は「専門実践」と「一般」で異なります。

2. 専門実践教育訓練給付金

高度な専門知識・技能の習得を目的とする教育訓練に対して支給されます。

  • 支給対象者:原則として雇用保険の被保険者期間が3年以上の方(初回は1年以上)
  • 給付率:受講費の50%(一定条件を満たせば最大70%)
  • 上限:年間最大40万円(条件によって増額あり)
  • 対象:厚生労働大臣指定の専門実践教育訓練講座

3. 一般教育訓練給付金

基本的なスキルや知識の習得を目的とする教育訓練に対して支給されます。

  • 支給対象者:原則として雇用保険の被保険者期間が1年以上の方
  • 給付率:受講費の20%
  • 上限:年間最大10万円
  • 対象:厚生労働大臣指定の一般教育訓練講座

4. 支給対象となる教育訓練の種類

専門実践教育訓練給付金

  • IT系高度資格(例:情報処理技術者試験、高度プログラミング講座)
  • 医療・介護系資格(例:介護福祉士、看護系講座)
  • 高度専門職向けキャリア形成講座(厚生労働大臣指定)

一般教育訓練給付金

  • 語学講座(英会話、TOEIC対策など)
  • パソコンスキル(Excel、Word、MOS資格)
  • ビジネスマナー、簿記検定講座
  • その他厚生労働大臣指定の一般教育訓練講座

5. 申請前に準備するもの

  • 雇用保険被保険者証または受給資格者証
  • 受講する講座の受講申込書または受講証明書
  • 受講費の領収書
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)

6. 申請手順(ステップバイステップ)

  1. ハローワークで支給要件を確認:まず最寄りのハローワークで、受講予定の講座が給付対象か確認します。
  2. 必要書類を準備:申込書、領収書、本人確認書類などを揃えます。
  3. 受講開始後、ハローワークに申請:講座受講後に申請書を提出します。専門実践は原則、受講開始後に申請。
  4. 審査と支給決定:ハローワークで内容を確認し、支給可否が決定。指定口座に振込されます。

7. よくある質問(FAQ)

Q1. 講座を途中で辞めた場合、支給は受けられますか?

→ 原則として全課程を修了してからの支給となります。途中で辞めた場合は対象外です。

Q2. 支給決定までどのくらいかかりますか?

→ 通常、申請から数週間〜1か月程度で振込されますが、審査状況によって変動する場合があります。

Q3. 専門実践と一般は併用できますか?

→ 原則として同一期間内で併用はできません。ただし条件を満たす場合、別年度での併用は可能です。

8. まとめと実務アドバイス

  • 申請前に必ずハローワークで支給要件と対象講座を確認すること。
  • 必要書類は受講前後に整理して保管し、申請時にすぐ提出できるようにすること。
  • 専門実践はキャリア形成に直結する講座が対象のため、自己判断で受講せずハローワーク確認を。

※本ページは一般的な説明を目的としたものです。詳細や最新情報は、最寄りのハローワークおよび厚生労働省の公式情報をご確認ください。